小山慶一郎さんのうちわを買った話。
コンサートについては、また別記事にまとめたいと思っているのですが、今ガーッと文章を書きたい気持ちが高まっているというのと、早めに書いておきたいことがあるので、1度筆をとります。(フリック入力なのに筆をとります、はなんだか変な感じしますね笑)
4月30日。平成最後の日に私の元に突然、制作開放席の案内が来た。
5月3日。ジャニーズネットを確認したら、しれっとデジチケが届いていた。「何が起こった!?!?これは当たったってことでいいの???」と戸惑いいつつも、同行者さんに連絡を取り、翌日5月4日正午過ぎにはグッズを買うために二人揃って会場に到着。
しかしここで悩みが発生する。
で、私は誰のうちわ買うんです??
私にはNEWSの4人全員が同じくらい素敵に見えて、全員大好きで、「みんなが担当♡」って感じなので、はじめからもうずっと担当を1人に決められずにいる。なので、「担当」のうちわを買うというごく簡単なことができない。各メンバー1枚ずつ買うことも出来なくはないんだけど、やっぱりお財布的にも家に置くスペース的にも厳しめではある。だから今までもすごく悩んだ挙句、誰の個人うちわも買ったことがなかった。
でも今日はツアー日程の中で5月1日に一番近い日。きっと小山さんの誕生日を祝う流れがある…35歳になった小山さんにおめでとうの気持ちを込めて小山さんのうちわを持ちたい気持ちがあった。小山さんに「あなたのこと好きな人がこんなにもたくさん居るよ」って伝えるためのひとりになりたい…お祝いしたい…
んー、あ~、でもいくら誕生日だからって誰かひとりだけを買うなんてなんか他のメンバーのことも同じくらい好きなのになんっかモヤモヤするんだよな~!!4人とも買うか?それはやっぱ厳しいしな~!!
…って自分がグッズを買う番になるまでずっと小山さんのうちわを買うか迷ってたんだけど、いざ自分の番になって、同行者さんがシゲさんのうちわを買うのなら折角だしシンメ揃えたいな?って気持ちにもなったので、うにゃうにゃ面倒臭いグループ担心を拗らせながらも個人うちわを初購入。
というわけで、以下は初めてうちわを手にした私の感想や気づきなどです。
①購入のドキドキ感
グッズって口頭で注文して持ってきてもらうマクドナルドシステム(?)なので、しっかり商品名を言わないと注文通らないなと思って「こやまさんのうちわ一枚ください」って、はっきりめに言ったんだけど、こやまさんの名前言うのすごくどきどきした…
何度も何度も口にしたことのある「こやまさん」という響きなのに、口にするだけで、
廊下ですれ違った好きな人を振り返って呼び止める、みたいな緊張感。
そして「確認お願いします。こちらでお間違いないですか?」って販売員さんにうちわ見せられたとき、そのビジュアルの良さに新鮮にときめいてしまった。あと妙な照れ。
ニヤケを抑えるのが大変だったけど、確認終える頃には、購入前の迷いは消え、「買ってよかった」に変わり、小山さんのこのうちわを今日私は持つんだなという事実にすでに心がぴょんぴょんしていた。
みんないつもこんな気持ちでうちわ買ってるの?すごいね!!
②いまだけは私だけの
グッズ購入後タピオカを啜りながら、買った小山さんのうちわを眺めていたんだけど、最初はこのうちわが自分のうちわであるということに非現実さを感じていた。会場周辺やTwitterで見たのと同じうちわ、他の人も持っているうちわ、だからこのうちわは何かの手違いで私が持っているだけで、ほんとうは別の人のものかもしれない…てか、私が誰かひとりを選んでうちわを買うなんてありうるんだろうか、いやない(反語)とまで考えた。
ほんとに買っちゃったんだなぁ…とじわじわ実感するまでにそこそこ時間がかかった。
次に、このうちわのこやまさんは私だけのこやまさんなんだという意識の芽生えがあった。この意識は他のグッズ、写真やカレンダーなどでは起こったことがなかった。うちわが持つ特有の何かによるものなのか何なのか。
詳しいことはちょっと分からないけどおそらく、うちわはフォトセやカレンダー、クリアファイルが首から下も含めたショットであるとは違い、顔がどアップでプリントされているので、至近距離にいるような錯覚に陥るからではないかと思う。至近距離=そこそこの親密度=親密になれる人はそんなに数多くない、こんなに近付けるということは特別な関係である。=「私だけのこやまさん感」みたいな思い込みから起きる意識なのかもしれない。だとしたらやっばいな。
③見つめるだけで「恋」
「私だけのこやまさん」うちわを見つめているうちに段々、
え?なんかよくわかんないけど自分のこやまさんのうちわがすっげぇ素敵に見えるんですけど??
てか私のうちわのこやまさんがいちばん可愛いない??
…みたいな気持ちになってきた。
今まで「この日とこの日のうちわは違う、この日の方がちょっとキリッとしてるでしょ」って同じうちわを何枚も買われている方が仰っているのをTLでお見かけしても、「またまた~笑」と思ってたんだけど、なんかちょっと分かってしまった…
量産されたぬいぐるみでも自分のが一番可愛く見えてしまう現象に少し似ていますね。
シールを使ってうちわのカスタマイズを終える頃にはその気持ちが一層強くなり、意味もなくカバンから取り出して見つめてしまうまでになった。「へへっ」ってニマニマ笑っちゃうくらい愛着が湧いてきた。もちろん元々のこやまさんの顔がいいから成り立つのだけど。えへへ。
また、自分がうちわに話しかけるタイプのオタクだと初めて知った。「コンサート楽しみだねぇ」「タピオカ苺おいしいねぇ」とか「たべるー?」とか。気を抜くと話しかけはじめてしまった。ふざけてやってるというより、なんかやってしまうというか笑
小さい頃よく人形遊びをしていたのを思い出した。(話しかけてる姿を見守ってくれた某シゲ担と増田担には感謝しかない。)
というか、私と会ったことある人はご存知かもしれませんが、今でもカバンにくまやうさぎのぬいぐるみ(マスコット?)をつけているタイプの人間なので、うちわと対話する才能は元々持っていたのかもしれない。
④私は全力でこやま担を演じる
そしてついに最初で最後のログイン!
うちわを持つからには、今日の私はこやま担。
こやま担の名に恥じないよう振る舞わなければ!
今日は小山さんの日だから、慶一郎くんに大好きって気持ちでいっぱいうちわ振ろう!
・・・開始数分で「今日の私はこやま担」「今日は小山さんの日だから」を早速忘れる。
いやぁだって全員好きなんだもん…近くに来てくださったメンバーとか見ちゃうし、歌ってない間何してるのかとか気になるやん…?
「手越くんかわい~♡ファンサしてるかわいー!!こっちみて~!!」って手を振ってる間にこやまさんがその後ろを走り去ってしまったり、増田さんの水分補給タイムに釘付けになってたらいつの間にかこやまさんは遠いところに行ってたり、加藤さんがそこそこ近い席だったので「はぁ…顔………」とか呟いてたんだけどその時こやまさんがどこにいらっしゃったのか…。もちろん小山さんに向かってうちわブンブン振ったし、こやまさんが丁寧にファンサしてるとこ結構見てたし、幸せそうに笑う顔も泣いているところも、全部忘れないように焼き付けたけど、やっぱり4人とも同じくらい見てたんじゃないかな。担当がいても近くに来たメンバーとか、今見たい人を見るって人もいると思うからあんまり珍しいことじゃないかもしれないけど、私にはやっぱり誰かひとり、は無理だった…全員好きなんだもん…
でもいつもと違って、こやまさんのうちわを持っているから、他のメンバーのことを見てるとなんだか浮気みたいで悪いことしてる気分になるね笑
いやいやもともとみんなが好きだから浮気じゃないのにね!おかしい!(これをリアルな恋愛でいうとクズみたいな言い訳になるやつ)
⑤誤解
翌日5日もみんなに会いた過ぎて約束もないのに会場に行ったのですが、当日かなり小山くんのうちわの写真をTwitterにあげてたのもあって、予想通り会う人会う人に「あまなんさんってこやま担だったんですね!」って言われまくりました笑
「あっえっと昨日は誕生日おめでとうのつもりで慶一郎くんだったんですけど、全員好きなのでグループ担です!」って誤解をとくのが、新鮮で楽しかったー!
私は結局どうしたって今のところ、ひとりを選んだりできないみたいだし、誰かを選ぶのは向いてないんだろうなって大阪公演を通じて思ったけど、きっと好きなものが多いほうが生きてて楽しいし幸せのなれる理由もきっかけも多いだろうからいいかなって思う笑 また何か機会があれば誰かのうちわを買ってみるのもアリかも! うちわを持つとこんなに楽しくなれちゃうなんて初めて知った。きっとこやまさんの誕生日を祝う流れがなかったら、少なくとももうしばらくは、うちわを手にしないとわからない幸せを知らないままだったんだなぁと思うと、今回知れてよかったなって思います。
改めてお誕生日おめでとう小山慶一郎くん!!
一日あなたの担当(?)になれて楽しかったよ!
幸せにしてくれてありがとう。だいすき!