ねえ、聞いて。これが私の「STORY」
(今回は初めてお題をお借りしました!)
「私はNEWSに愛されている。」それがアルバム『STORY』を聴き終えた直後の感想だった。
これまで一緒にNEWSと旅をしてきた「みんな」、そしてこれから一緒に旅をする「みんな」に向けた愛がぎゅーっと詰め込まれた、さては全部乗せ贅沢パフェかい??みたいなアルバム。
誰かに寄り添う時、また別の誰かの傍らからは離れなければならないのかもしれない。
だとしたら、このアルバムは間違いなく、誰よりも何よりも、他でもないファンに寄り添ったものなのではないかと私は思った。
「俺たちを愛している人だけに届けばいい」とでも言うかのような・・・
と、ここまでは、一ヶ月前までに書いていたのですが。いたのですが、、、
ここまで書いて、次はどうしようかと言葉に詰まってしまっているうちに、どんどん私が尊敬しているNEWSファンの方々の素晴らしいブログ記事が世に放たれ、
「あれ?これ私が言いたいことは、ほとんど他の人がもう言ってくださっているし、私書かんでも良くない??」
なんて、思ってしまい、うにゃうにゃしているうちに発売からあっと言う間に1ヶ月経ってしまっていました。まじかよ・・・。
というわけで、改めて、アルバム『STORY』発売おめでとうございます。(仕切り直し)
いよいよ4部作完結編。4年間で個人的なことから、NEWSに関わることまで、色んなことがあったし、楽しいことも、ほんとにたまーにだけど泣いて落ち込む日もあって、濃密な4年間だったなと思います。ただそれと同時に「もうここまで来たのか!」という感覚も私の中にはあるんですよね。
(書いてない曲とかもあるけど、嫌いとかではなく言語化できないだけです。またできたら加筆修正します・・・)
01.STORY
初めて聴いたときの胸の高まりが忘れられない。『KちゃんNEWS』内での初解禁の時、心が震えすぎて、そのあとなかなか寝付けなかった。4部作最終章のオープニングにふさわしすぎる。
圧倒的リアルと聞いていたので、「世界観強強ソングではないのか~」と勝手に残念がっていたから、イントロ聴いてすっとんだ。私の中ではNEVERLANDが発売された時に「NEVERLAND(曲)ってこんな感じ曲かな~」と予想していた雰囲気に、このSTORY(曲)は近かった。NEVERLANDのときは、ディズニーのエントランスみたいな曲を想像していたら、急に重厚感溢れるサウンドが耳に広がり「ちょまっまっ!?え!?そういう感じ?」
と驚いたんだけど、STORYでうまく回収された感じ。
NEWSさんは想像することを求めつつうまいことそれを外して想像や期待を遥か超えてくるのが上手だなと思う。想像するワクワクも、それを裏切られたときの嬉し悔しい気持ちも大好きな感情。
コンサートで「N!」「E!」「W!」「E!」している姿がもう頭に浮かんでいる。
はやく現実にしたいね。
02.SEVEN
「4+FAN」と同様の温度の感じる曲。7という数字にどんな意味があるのか?というのは色々考えられそうのなので、とりあえず保留。
韻踏むところ気持ちええな。お気に入りは「さぁ燃やしてこうそのfire ずっと溜め込んだdesire」「I don't wanna be liar 諦める気なんてないや 」と月火水木(金土)~ここは(HEAVEN)の畳み掛け。
あと「夢でもいい tonight」 が「もう夢じゃない tonight」など1番の歌詞から2番の歌詞にかけて微妙に歌詞が変化していく感じが、良い。夜公演に入ったときの「幸せすぎる!もう夢でもいいくらい幸せ!」「こんなに幸せなのに現実なんだ!」という感情と重なった。前3作の面影も、しっかりちりばめられているのも嬉しい。これも早くコンサートで聴きたい。
安定の我々パートも用意されていることですし。
03.SUPERSTAR
04.We Never Gave up-Interlude-
05.何度でも
「広がる世界は理想じゃないけど」が好き。NEWSがNEWSについて歌っているから、こんなにきらきらしているんだろうな。しかもこれ外部提供なのが嬉しい。外から見たNEWSとNEWSファンの歌なのかと思うと嬉しい。こんなにあたたかみのあるものなんだな。そう見えているんだな。嬉しいね。なんで私が嬉しくなってんだろ。好きだから?
過去も未来も愛おしく思える「今」を歌った曲。過去を未来につなげるのは今の自分しかいないんだなって思った。
06.What is Love?-Interlude-
今作の小山さんのソロ曲でも思ったけど、小山さんは「信じる」って言葉が似合う気がする。
07.STAY WITH ME
アイドルとファンの曲にも聞こえるし、もっとざっくり、ただ大切な人を思う曲にも聞こえる。特に切なくなるような歌詞はないけど、甘いだけではなくて、寂しさや苦さ、なんとなく切実な「好き」をも抱えた曲だなぁという印象。この気持ちが「恋なのか」どうかなんて、大して問題ではなくて、恋でも恋じゃなくても好きだよって気持ちは私がアイドルを好きって思う気持ちと重なるし、わたしが人を好きになるときってそういう好きだなーとついつい感情移入してしまった。恋かどうかは置いといて大好きだと伝えたい人がたくさんいる私の心を救うような曲。
08.Perfect Lover
セブンクエスチョン、「好きなタイプは?」だったのがポイント高かったかなと。4人のセクシャリティは公に明かされていないけど、いや、明かされていないからこそ、「好きな"異性の"タイプは?」じゃなかったのが良かったと個人的には思った。こういう小さいところから意識が変わっていくといいなと思う。それはさておき、みんなの好みのタイプを聞いて、ちょっとくすぐったい気持ちになった笑
てかなんでセブンクエスチョンなのに9つあるんです?
09.Love Story
私もツイートを見て知ったのですが、ブックレットお持ちの方は、最後のページにあるこの曲のクレジットを、ぜひリズム&コーラスの欄をご覧になってみてください。
10.Commitment-Interlude-
私は増田さんの拘りの強いところが好きですってよく言っているのですが、こだわりじゃなくて愛、というのが増田さんなんやね。
とか思ってると急に虚構(セリフ)が入り混じり、INTELUDEってどこまでが「本当」なの?という疑いをここで初めて持ちました。これは仕掛けられたものだけど、アイドルの話す言葉のどこまでを信じるか、とかいうメタい話にもつながるよね。
アイドルのNEWSが伝えたくて発した言葉を私は信じるしかないと思ってるけど・・・
11.エス
12.トップガン
13.Prime Time of My Life-Interlude-
14.君の言葉に笑みを
誰かの夢を聞いて泣きそうになったり、救いのように感じることがあるなんて知らなかったな。私の夢はNEWSみたいに誰かを幸せな気持ちにすることができる人になることです。全部叶えようね。この世の幸せすべてかき集めましたみたいな曲。
15.クローバー
増田さんパート:「俺に甘えていいんだよって伝えてあげたいだけなんだ」が特に好き。
再三言っているけど、私は絶対日常生活の中で増田さんと知り合いになったら嫌われてしまう気がしている。
でも、増田さんはNEWSファンのことは大切に大事に思ってくれてると思うんです。
”私”のことは嫌いかもしれなくても、”NEWSファンである私”は「甘えていいんだよ」なんて言って甘やかしてもらえる存在なんだって思うと謎の感動があった。
彼がアイドルで私がファンで、彼がファンを思ってくれていて、私がアイドル増田貴久を好きでいるうちは、彼はファンである私を甘やかしてくれるんだという事実が嬉しかった。
あと、「おやつ代は任せるよ お腹すかないようにね!」とかも好き。逃げ出したっていいけど、ご飯食わないと生きていかれないので、無理やり食わんくてもいいから、おなか空いたときくらいご飯食ったほうがいいよねー!
加藤さんパート:まぁなんと言っても「希望を手放さないで 絶望に手を出さないで 僕らの手を握っていて そのぬくもりを忘れないで 約束しよう」ですよね。「絶望に手を出さないで」って。絶望って手を出すものだったんだ。悪に手を染めるとかやったら分かるけど、絶望やからね。そして、その後に続くのが「僕らの手を握っていて」なのも、さ。
小山さんパート:「推しはみんな、あったかいお布団に包まれてぬくぬく幸せでいてください」ってたまに私はツイートしたりするんですけど、そういった気持ちが伝わっているみたいで嬉しかった。愛だなんだって伝わりにくいのは仕方ないし、私も私の思いが愛として届いているのか不安になるんだけど、それは小山さんも同じなのかもしれないと思わせてくれて、ホントに優しいなと思った。
あと、子供の頃の自分にこれが愛って伝える小山さんを想像してみて、「そんな、いいの?これが愛でいいの?」と泣きたくなった。
手越さんパート:希望エールは私の思い出の曲なので、こんな風に歌詞を踏襲してくれてまじで嬉しい。手越くんにとって振り返った過去が眩しい日々だったのなら、嬉しいな。
White収録の『愛言葉』にも言えることだけど『クローバー』を聴いて思ったのは、「僕らの手を握っていて」とか「それなら君を抱きしめる」とかアイドルとファンとは思えない愛の伝え方をしてくるな、と。決して触れられない距離にいるのに、NEWSの愛は触れられる感じがするし、熱を帯びている気がしてすき。
16.NEW STORY
自分と書いてきみと読むのがいい。
17.戀(こい)
泣いた。歌詞のすべてが、和歌のような美しさを持っているなと感じた。「月影」って言葉が好きなんです。月影の影って陰じゃなくて灯りや光を表すんだよー月灯りってことだよーって古典の先生に教えてもらったことが印象深くて。いつかふたりで見れますように。
18.Narrative
加藤シゲアキの「裏」面。私の手には負えない香りがしたのでやめておきます。
19.StayAlive
私は英語が苦手なので、聴いているだけでは意味が分からなかったのですが、歌詞カードを見たり調べたりしながら大体の意味を掴んだ時、なんて強くて優しい人なんだろうと思いました。そんなかんたんな言葉じゃないんですけど、なんて言ったらいいのかな。小山さんは、すごいかっこいいね。
20.プロポーズ
手越くんへ。相談があります。私も手越くんもひとりっ子なので、名字は一つの揃えず夫婦別姓にしませんか?
結婚に異論はありません。私の母も、「手越くんの好きな食べ物何かな?」と私が結婚することにめちゃくちゃ乗り気です。いつ挨拶に来ていただいても大丈夫そうです。
最後「ずっと家族でいてください」という歌詞を聞いて、あれ、名字が一つになったらいいなと願う手越くんだったら、「家族」じゃなくて、「夫婦」というワードチョイスしそうなのに意外、と個人的にちょっと引っかかった。このあたりの歌詞だけ僕と君以外の第三者、(具体的には二人の間に生まれた子供とかね)に向けてなのかとも思ったんだけど、私の中ではそれで納得がいかなかった。
そこで、これ、もしかしてクィアリーディング可能なのでは?むしろその方がしっくりきたりしない?という気づきに。
おそらく手越くんはそこは意識してていないと思うので、なんとなく「夫婦」ではなく「家族」だったんだと思うけど、結果的に、多様なプロポーズの形や「結婚」のあり方を想像できる歌になっている点において、めちゃくちゃ好きー!となりました。
そこを除いてもお砂糖みたいに甘い愛を感じれて好きだなと思いました。
*
ここからは全体を通した感想。
Ep.01「愛」
アルバムSTORYを一通り聴いて、やっぱり私は、NEWSファンとしての私はNEWSに愛されているなと思った。(さっきも言ったな)
そう思うのは私にとって愛としか呼べないようなものを、NEWSがくれるからだと思う。
私は愛と受け取っている。もしそれがリップサービスだとしても、お仕事だからついた嘘だとしても、私が小山さんが手越くんが増田さんが加藤さんが放つ言葉や行動、届けてくれる歌を受け取った私が「NEWSに愛されている」と思えたことは「本物」だと思うから。
愛でいいんだと思う。愛で、いいよね?
アイドルを応援することに対して後ろめたい感情になることはよくあることかもしれない。私が発する「愛している」が本当に愛なのかとか考えだしたら、行き詰まってしまうし、できるだけ健やかな気持ちで、きれいな感情で、好きでいたいと思っても、「幸せでいてほしい」「守りたい」という気持ちすらどこか不健全で、自分勝手に思えてくる。
でも、NEWSが私に届けたいと思って届けてくれたものを愛と受け取るように、
私がNEWSのことを考えるときのこの気持ちも、少しくらいは愛として4人に届いているといいなと思う。全部抱えたら重すぎるだろうから、少しでいいから、愛として受け取ってくれたらいいなと思う。だって私はこの気持ちを都合よく愛だと思ってるしさ。
愛でいいんだと思う。愛で、いいよね?笑
愛になりますように。
Ep.02「忘れじの行く末までは難ければ 今日を限りの命ともがな」
EPCOTIAツアーに参戦し、『HAPPY ENDING』を歌っている時、ありきたりだけど「このときがずっと続けばいいのに。」「これを私の人生の最後の日の記憶とすり替えたい」と思っていた。EPCOTIAの旅の物語は、ここで幸せの結末を迎えるのかもしれないけれど、これからも私の生活は続いていく。それは決して楽しい事ばかりではないから。ここで終わりだったら物語はそれこそハッピーエンドなのにな、なんて。でも、EPCOTIAのツアー後も幸せなことがたくさんあった。あそこで終わりになんかならなくてよかった。ハッピーエンドのその先にある幸せを知ることができて本当に良かった。
わーい!生きててよかったー!!!!ついでに新コロはそろそろ落ち着けー!!!!
これからも私の人生はしばらく続いていく予定やけど、そんな自分だけの物語(人生)の中の多くの時間をNEWSのファンとして過ごせたら幸せやなって思います。私長生き。君も長生き。ね。
Ep.03「初回盤だけにある最後の隠しトラックについて」
最後の隠しトラックの、耳馴染みのある子どもの声を聴きながら、よくよく考えてみれば、『STORY』も含めて4部作ともジャニーズ・エンタテイメントによる作品で、作りだされたものなんだよね。
夢の国『NEVERLAND』や宇宙を共に旅することのできる『EPCOTIA』だけでなく、そんな様々な世界を体験できる『WORLDISTA』も圧倒的リアルを謳う『STORY』さえも、現実そのものではない。
でも、それと同時に、NEWSは同じ世界を生きてるアイドルで、作品が作られたことは現実で、ライブで見た景色も、全部全部現実なんだよね。
今回は基本『STORY』についてのみ書いたけど、4部作を通してチームNEWSが伝えたかったこと、表現したかったことだってあるはずだから、それもじっくり想像を巡らせて言葉にしていきたい。
続きはまた、今度。